なぜEthereum(イーサリアム)はICOに使われるのか。その理由を調べてみた
こんにちは。
本日(2017/12/11)米CBOEにビットコインの先物が上場しましたね。
先物上場の影響か否か私にはよく分かりませんが、価格が安定するようになった気がしますね。
私の本日の相場予想は爆上がりが続くお祭り相場でした。
実際、朝-昼にかけて全通貨で20%前後の上がりを見せていましたね。その後についてはヨコヨコの相場が続いています。
さて、今回はイーサリアムの今後についてICOとの関わりの観点から考えてみます。
そもそもイーサリアムって!?
イーサリアムはビットコインに次ぎ時価総額2位の仮想通貨です。
でもイーサリアムって何なのか知っている人は少ない印象ですね。イーサリアムとは何なのか見ていこうと思います。
ビットコインと同様に「仮想通貨」と称される「イーサリアム」ですがその特徴は大きく異なります。
「決済システム」が主のビットコインに対し、イーサリアムは「アプリケーション作成の‟プラットホーム”」です。イーサリアムのブロックチェーンを利用して誰でもアプリケーションを作成する事ができます。
その為、イーサリアムは「世界のコンピューター」と比喩される事があります。イーサリアムのプラットホーム「EVM(Ethereum Virtual Machine)」はそのような役割を目指します。
ビットコインのブロックチェーンを利用してアプリケーションを作成する事も可能ですがイーサリアムはビットコインよりも柔軟に設計されている為により幅の広いアプリケーションを作成することが可能です。
元々の設計理念が「ブロックチェーンを利用した柔軟なアプリケーション作成プラットホーム」なのでこのような設計になっております。
イーサリアムの通貨単位を「ETH(イーサ)」と呼びます。イーサリアムは決済システムではなくプラットホームですが通貨を持ちます。
イーサリアムの通貨はイーサリアムブロックチェーン上で作成されたアプリを稼働する際に利用されます。「ETH」がイーサリアムアプリケーションの燃料のようなイメージになる為に「Gas(ガス)」と呼ばれます。
イーサリアムの特徴で大事なのは、イーサリアムは「分散型アプリケーション作成のためのプラットフォームである」ことと、「それを誰でも使えること」にあるのかなと思っています。
脆弱性が言われたりもしてますが、今後技術発展と開発が進んでイーサリアムアプリケーションができるようになってくればイーサリアムの価格も上昇してくかもしれませんね。
ICOとは
ICOとは何なのか。実際にICOに参加したことのある私の所感も合わせて書けたらと思います。
ICOとは、Initial Public Offeringの略で「クラウドセール」やプレセール」、「トークンセール」とも呼ばれます。
企業が資金を調達する際にオンライン上で多くの人から資金を募るクラウドファンディンや新規株式公開(IPO)などに似た仕組みを持っています。
従来の資金調達の主流であった「新規株式公開(IPO)」は、発行した株式を厳重な審査を通して証券会社に仲介してもらい、投資家に販売するといった仕組みでした。
新しい資金調達方法であるICOが一般的な資金調達方法と異なる点は、企業が独自の仮想通貨(トークン)を販売しトークン購入には現金でなく、仮想通貨が用いられるという点にあります。
仮想通貨を利用しておこなうので、簡単に世界中のICOに参加することができることができます。
とありますが、平たくイメージを伝えると、株式の代わりにトークンを発行して支援者を集め、そのトークンの購入には仮想通貨が用いられる。という感じです。
これがポイントで、仮想通貨を用いることで参加者の金銭感覚が狂いちょっと参加してみよっか。のようにハードルが下がります。
さらに、今は仮想通貨を投機目的で購入している人が多く、全く根拠はありませんが値上がりを期待してみんなICOに参加しているのです。
ICOには詐欺的なのも多く、また規制を始めている国も多いので今後はICO案件は減っていくような気がしています。ICO参加前には必ずホワイトペーパーをよく読んで情報を集めるようにしてください。
ちなみに私が参加したICOはBankeraとALISです。特にALISは日本初のICOで応援しています!
イーサリアムとICO
ではなぜ、多くのICOが、イーサリアムをメインとした取引になっているのでしょうか。
要点をまとめると、ERC20というイーサリアムと共に開発された技術規格が用いられることが多く、ERC20を用いて作られたトークンならイーサリアムと同じウォレットに保管できるからです。
そうなると開発者としてはイーサリアムを用いて資金調達(ICO)をして管理するのが楽ですよね!
ERC20
ではERC20とは何でしょうか。
ERC20とは、イーサリアムと共に開発された仮想通貨の技術規格のようなものです。ERC20規格を利用しているトークンはイーサリアムと同様のウォレットで管理できたり、Smart Contract機能をERC20規格のトークン同士で利用できたりします。
ERC20を用いた開発には先ほどもさらっと書きましたが主に2つのメリットがあります。
開発者
トークン作成の際の技術の根幹にはブロックチェーンがありますが、細かい仕様などはそれぞれが定義して開発する必要があります。
中々大変そうです。
でもその際にある程度パッケージ化された技術(ERC20)を使うことで開発コストを減らすことができますね。
トークン利用者
ERC20を利用していない仮想通貨はその仕組みやプログラムがそれぞれ違うので、別々のウォレットで管理する必要があります。
しかしERC20を基調としたICOのトークンならば同じウォレットに複数のトークンを保管できます。これはとっても便利です。
ウォレットを複数持ってみると分かりますが中々管理がめんどうです。
最後に
以上イーサリアムとICOについて考えてみました !仮想通貨をただ投機目的で保有するのではつまらないですよね。
どんな通貨なのか、どんな使い道が想定されているのか、などを知ることで愛着が出てきて握力も強くなります(笑)
そして他の購入者と一緒にコミュニティを盛り上げ、通貨の発展(値上がり)に貢献していければ楽しいですね!
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参考記事
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